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【分かりやすく分類】お墓のリフォームといっても色々あります

以前、「墓じまい」について書きましたが、お墓のリフォームや移設することで、これからもお墓を維持していくことも考えてみました。

長年、野ざらしで雨風にさらされていれば、お墓だって傷んでくるのは当然ですよね。

そこで、お墓に関するさまざまなリフォーム工事をまとめてみました。
小さな補修工事から匠並みの工事まで色々ありますので参考にしてみてください。

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◆お墓の洗浄

まずは自分でも、できることから紹介していきますね。

お墓の水洗い洗浄

お墓の水垢や汚れが気になる方は、まずは、簡単水洗い洗浄をしてみてください。
薬品を使わずに手洗いや高圧洗浄など、表面の汚れを落せます。

水垢とり洗浄

長年のこびり付いた水垢を、専用液体で洗い流します。墓石に優しい液体による洗浄なのでご安心です。

サビ取り洗浄

石には性質上、鉄分が含まれています。よって長年雨風にさらされると、石にサビが出てくる場合があります。

サビには、石の表面に付着したサビと、中から出てくるサビがありますので、それぞれの状況に合わせて、サビ取り専用液体で取り除きます。

サビ取り補修について

かなり劣化している墓石には効果がでないことがあります。墓石の解体を行うサビ取り作業もあります。

◆お墓の傾き直し

このあたりから業者に依頼しないと厳しいですね。

墓石の傾き直し

長年の基礎の歪みや、地盤の歪みで、墓石が傾いてくることがあります。その場合には、墓石の基礎工事からやり直しが可能です。また、戒名板や灯籠などの付属品の傾き直しも可能です。

巻石の傾き直し

墓地区画の土台にあたります囲い石を、巻石、柵石などと言います。長年の基礎の歪みや、地盤の歪みで、巻石のズレ、傾きが出てくることがあります。その場合には、巻石の基礎工事からやり直しを行うことが必要です。また、巻石の一部のズレなどは、専用ボンドや金具で結合いたします。地盤自体が柔らかい部分や地震などの影響によるズレなどについては、地盤改良から行います。

彫刻部分の色入れ補修

年数とともに彫刻部分が劣化し、色剥がれがおこります。
この場合、ペイント部分に色入れ補修作業を行います。色は豊富みたいです。

雑草抜き補修・樹木撤去作業

墓地区画内に雑草が生えて困っている場合は、草抜き作業を行う必要があります。年に2回~4回程度が理想です。

草抜き作業後は、除草剤を撒いておくことをオススメします。

また植木が大きくなりすぎている場合は、処分もしくは、剪定するといいでしょう。

大きくなると、根っ子が墓石や巻石を押し上げてしまうことがあります。

防草リフォーム

土の除去・玉砂利仕上げ

区画内の土を処分してしまい雑草を生えにくくすることも可能です。

雑草は、土のある所に生えてきます。区画内の土を取り除き、砕石と玉砂利で表面仕上げることで、土の部分が無くなり、雑草が生えにくくなります

防草シート補修

土中に防草シートという草の生えにくいシートを敷き詰め、雑草の成長を遮断します。
表面を玉砂利で仕上げると見栄えも良くなります。

防草マサ土補修

防草マサという、雑草に強い特殊成分の入ったマサ土を敷地全体に敷き詰めます。普通の土に比べて凝固な質感になり、飛び土がないため、掃除が楽になります。

玉砂利追加補修・入れ替え補修

年数と共に、少なくなった玉砂利や、汚れて見栄えが悪くなった場合は、玉砂利の入れ替え及び追加敷き詰め補修を行ってください。広さによって、必要な玉砂利の量に違いがありますので、よく確認してください。

お墓の目地入れ補修・コーキング補修

劣化により、石と石との間の詰め物やつなぎ目が取れてしまい、すき間ができてしまうことがあります。

大きな問題ではないですが、すき間から水や害虫が入ったりして、汚れやすくなります。または石が外れたりするケースもあります。

この場合は、目地入れ補修を行うことにより改善できます。場所や気候により程度は違いますが、5年から10年に1回の定期的なリフォームをおすすめします。

また、最近では、お墓にコーキング剤を使用することが多くなり、石と石の間や結合部分に接着効果のある特殊コーキング剤を使用することがあります。きれいな仕上がりになるので、リフォームの際は、コーキング補修を取り入れることも、検討してみてください。

巻石ズレ補修

墓地区画の土台にあたる囲い石を、「巻石」、「柵石」と言います。

この巻石の結合部分が外れてきたり、間が空いてくると、少しずつズレが生じます。巻石ズレ補修は、金具やボンドを使えば、据え直し補修ができます。

花立てズレ補修

花立てもズレや外れがおこります。

花立てを触るとぐらぐらする。元々の設置部分から動いている。目地が外れてすき間が開いている場合は、花立てが倒れたり、倒れて石が割れてしまったりする可能性があります。

戒名板追加取付工事

新しいご戒名板を取り付けれます。大きさや形、石の種類などさまざまな形状を作ることが可能です。

塔婆立追加取付工事

法要の際には、故人の塔婆を、お墓へ立てる必要があります。塔婆立の種類は色々ありますが、ステンレス製のものが多く、サイズも墓地区画寸法に合わせて、用意してください。
また取り付けには、基礎工事が必要です。

お墓の移設工事

遠方にあるお墓を近くへ移したい場合は、墓石のお引越しを考えてみてください。

既存のお墓を解体し、墓石からお骨を取り出し、墓石とお骨の両方を新しい墓地にもっていきます。

工事の流れ

1. お寺で墓前法要を行い、墓石のお魂抜きを行う

2. 墓石の解体後、お骨またはお土を取り出す

3. 墓石以外の構造物を解体撤去

4. 墓地区画をきれいに更地の状態に整地

5. 新しい墓地へ設置

6. 取り出したお骨のご納骨

7. お寺で墓前法要を行い、墓石のお魂入れを行う

8. 完了

手続きについて

お墓の移設には、新しい墓地へ提出するお骨の改葬証明書が必要です。

証明書は、既存の墓地の管理者に改葬の旨を伝え、墓地がある市区町村にて改葬証明を受け取る手続きが必要です。

費用について

お墓がある場所の距離や、現場状況によって違います。

他にも、お墓の大きさ、お墓以外の構造物の撤去、お墓の数量、処分の量などによって費用が異なります。

移設費用は、15万円から50万円くらいが相場ですが、場合によってはそれ以上の費用がかかる場合もあります。

別途、お寺へのお礼や、供花・供物代など、費用が必要ですのでお忘れなく。

お墓の解体撤去工事

墓石の解体撤去処分を行い、「墓じまい」します。

墓じまいについてはこちら

まとめ

お墓のリフォームと言っても、多岐に渡ります。

水洗いなど、自分でできそうなことは、自分でやるにしても、日数が掛かりそうで、難しそうなことは、やはり専門の業者さんに依頼した方がいいでしょう。

これからも永く使用していくお墓なので、少しお金を掛ける必要があるかも知れませんね!?