掃除機がつぶれそうなので買い換えたのですが、数ある掃除機の中から『マキタ』を選びました。
その理由と使ってみた感想、おすすめ理由をまとめました。
掃除機を買うにあたって何を重視したか
まず嫁さんの意見を聞いみました。
掃除機を一番使っているのは、やはり嫁様ですからねw
嫁さんの意見
1.コードレスがいい
掃除しているときのコードがとにかく邪魔
部屋を移るたびにコードを抜いたり、刺したりするのもめんどくさい
無理に引っ張ると差し込み口が金具が曲がるとのこと
2.軽いのがいい
掃除って結構な重労働なので、数分の掃除でも疲れるとのこと
確かに掃除機をずっとやっていると腕がだるくなるし、汗ばみますね
3.すぐに使えること
1の意見の延長ですが、電源を入れたらすぐに使えると便利みたいです。
子どもがお菓子をぶちまけてもサッとひと吸いできるみたいな
ざっと、こんなところでした。
世の奥様方も同じような意見だとだいたい思いますw
これだけで、もうコードレスタイプの一択ですね。
まずコードありのタイプの掃除機は除外しました。
コードレスタイプの掃除機といえば・・・
『コードレスタイプの掃除機』といっても、各メーカーな豊富な品揃えです。
掃除機って聞いて、誰でもすぐに思いつくやつだと、やはりダイソンでしょうかね!?
とりあえず私はダイソン以外の掃除機が思いつかなかったので、まずはどんなコードレス掃除機があるのか、店頭調査をおこないました。
店頭に行って思ったことは、掃除機はコードレスでサイクロンが多かったです。
コードレス掃除機のコーナーをどの店も結構広くとっているし、商品もラインナップも豊富です。
ダイソンはもちろん、シャープや東芝、日立などのメーカーがありました。
コードありの掃除機なんて数えるくらいですw
ですが、はっきり言ってさっぱりプーですw
どの掃除機も同じように見えるし、どれもよく見える。
機能もメーカーにより少しずつ違っていて、意味プーです。
そもそもサイクロン式って何?という感じです。
パッと見てわかる違いといえば、金額くらいですw
10万を超えるタイプもあれば、1万円くらいのものもあります。
サイクロン式と紙パック式について
サイクロン式
吸い込んだごみと空気を遠心力で分離して、ごみだけをダストカップに溜める方式
紙パック式
紙パックのフィルターに吸い込んだゴミやほこりを集める方式
店頭では選べないのでネットから検討
結局何がいいのか分からないので、価格.comの売れ筋や口コミから検討してみることにしました。
コードレス掃除機は、ダイソンの一強みたいな感じになっていますね。
ダイソンってどんなもんや?
価格comで調べて1位だったので、もう『ダイソン』でいいかなと思ったのですが、とりあえずダイソンを調べてみました。
【ダイソンの特徴】
・イギリスのメーカー
・サイクロン式の掃除機を世界で初めて開発・製造
・紙パックがいらない
・国内メーカーに比べると高い
・コードレスのデメリットである稼働時間の短さや吸引力の低さを改善
・バリエーションが豊富
・付け替えできるヘッドの種類が豊富
特徴はこんなところです。
確かに世の中に登場した当初であれば、画期的で魅力的だったかも知れませんが、ダイソンの名を聞くようになって、もう何年経ちますか?
ちなみにこれらの特徴は、今や日本のメーカーも取り入れていました。
ただ私が思うに、掃除機ってダイソンか、ルンバくらいしかCMしていないですよね!?
CM戦略で日本のメーカーは完全に負けてしまっており、「掃除機=ダイソン」のイメージが定着してしまっているように感じます。
ダイソンの欠点・マイナスの口コミ
いい評価の方が、もちろん多いですが、商品を購入する際に確認しておかなければならないのは、悪い評価です。
そこで、ダイソンの欠点や悪い評価をまとめました。
・重くて長時間は使えない
・パイプが長くて扱いづらい
・意外と吸引力が大したことない
・稼働音がうるさい
・バッテリーもちが悪い
・トリガー式のスイッチは疲れる
・排気が顔や身体に当たる
・ゴミ捨てがしづらい
・掃除機内部の臭いが取れにくい
・髪の毛やゴミを巻き込みやすい
・モーターヘッドでは狭い場所や壁際は掃除しづらい
・必要なアタッチメントだけを選べない
・縦置きするには壁に穴を開けるか別途スタンドが必要
・布団圧縮袋が使えない
デメリットについては下記のサイトを参考にしております
https://www.rentio.jp/matome/2019/06/dyson-reiew-demerit/
この欠点読んだら、まったく魅力的ではなくなってしまいました。
なんていうか、
そこでダイソン以外にも調べてみたところ、「マキタ」というメーカーが気になりました。
マキタってなんぞや?
個人的には「マキタ=業務用」というイメージでした。
そのマキタが価格comの掃除機ランキングの4位にランクしているではありませんか!?
どうせ業務用で売れてんねんやろと思ったのですが、調べるとそうではなく、結構家庭用でも売れていることを知りました。
株式会社マキタとは電動工具の国内最大手で日本国内シェアは約60%を占めています。日本国外での製造販売に力を入れていて、ブランドネームは世界でも有名。世界の電動工具市場シェアは約25%を占め、世界2位のシェアを誇るなど電動工具の世界的企業です。
こんなすごい会社がだしている掃除機に間違いはないでしょ!?
イギリスのダイソンがなんやねん!やっぱメイドインジャパンや!!!!!
で、ダイソンの掃除機と比較してみてどうなんでしょうか?
ダイソンを比較した結果、マキタをオススメしたい
ここからは実際にマキタの掃除機を買ったので、その使用感をダイソンと比べて、どうなのか書いています。
CL282FDFCW
ちなみにマキタは、バリバリのサイクロン掃除機ではありません。
下記の青いパーツをつければサイクロン式になります。(紙パックも装着しています)
取り外しはとっても簡単なためゴミ捨てはラクラクポイポイです
サイクロンを装着することで紙パックの取り替え頻度を約1/6に低減できます。
重量を比べて
マキタの掃除機はダイソンより軽いです。
売れ筋1位ダイソンのv7で2.2kgあります。
しかし、売れ筋4位のマキタのモデルならバッテリー込みの重さでも1.1kgという驚きの軽さです。
購入したモデルのCL282FDFCWでも1.5kgです。
たかが数百グラムと思うかもしれませんが、全然違いますからね。
家中、掃除機したら確実に軽い方がいいってなります!!
パイプの長さを比べて
ダイソンに比べ、マキタはすべてのモデルのパイプが短く、長さが気になることはありません。
日本人の身長にぴったりです。
吸引力について
実際に私はダイソンを使ったことがないので、何とも言えませんが、マキタの10vクラスも大した吸引力ではないという評価でした。
ですが、購入した18vクラスの紙パック式は文句なしです。パコパコ吸います。
ただ吸い込み口が小さいので、広範囲では吸い込まないです。
カーペットの掃除は、ローラー付属のパワーヘッドよりは劣るように感じます。
個人的には・・・
カーペットは、ダイソン
フローリングは、マキタ
ただマキタは、もとの用途が業務用なので玄関や車、倉庫、ベランダなんでもありって感じですw
稼働音について
マキタもうるさいです。
バッテリーを充電している音もうるさいです。
というか、掃除機はどれもうるさいと思いますw
バッテリーもちはどうなのか
ダイソンのバッテリー
連続稼働時間は、シリーズによって異なるみたいですが30分~60分くらいです。
パワフルモードで使用すると、もっと短くなってしまうようです。
残念ながら、現在のところ公式には予備バッテリーの用意はないようです。
V10・V11シリーズはバッテリー持ちが比較的いいようです。
マキタのバッテリー
18vの3アンペアで充電時間は20分くらいです。
フル充電で1週間くらい持ちます。(使用モードと使用頻度による)
ただバッテリーを充電している音が結構あります。
スイッチについて
マキタはトリガー式ではありません。ボタン式です。
一度ボタンを押せば、ずっど吸い続けます。
二度ボタンを押せば、パワフルモードになります。
排気が顔や身体に当たるのか
当たりません。
以上
ゴミ捨てはどうか
私は紙パック式にサイクロンを搭載しています。
4年くらい使用しましたがかれ、紙パックを交換した回数は2回だけです。
紙パックがいっぱいになれば、従来の掃除機同様、交換すればOK
ちなみにダストパック式のマキタは評価が悪いです。
吸いが悪いのと、手入れがめんどくさいそうです。
掃除機内部の臭いについて
この記事を書いてから4年くらい経ちますが、匂いが気になったことは一度もありません。
もし気になっても、ゴミパックを変えれば解消されます。
髪の毛やゴミを巻き込みやすいのか
ダストパック式だとマキタも手入れが大変かもしれませんが、紙パック式だとゴミを吸収している部分にそんな心配はありません。
またノズルにローラーがないため、髪の毛なんてひっかかりません。
というか基本的に用途が業務用なので、パワーヘッドではないしローラーはありません。
パワーヘッドではない点が、どうしても家庭向きではないところであり、吸引力が弱いって意見につながるところだと思います。
狭い場所や壁際は掃除しづらいのか
これは同じです。マキタもヘッドは交換し、掃除個所に合わせて使い分けます。
ただマキタの方がヘッドはコンパクトです。
必要なアタッチメントだけを選べないのか
必要そうなアタッチメントだけが付属しています。
またマキタは百均で売っている汎用ブラシが使えたりします。
ローラー付のパワーヘッドが欲しいなら、互換性のあるものがamazonに売っています。
収納について
ダイソンみたい掃除機ごとするのではなく、バッテリーだけを充電します。
ダイソンは壁に穴をあけて立てかけたり、別途でスタンドを用意して収納しますが、マキタは収納スペースに投げ込めがおわりです。
業務用なので雑くても大丈夫w
布団圧縮袋が使えないのか
布団圧縮袋に使えます。
ただ少しフィット感がないので、スムーズに吸いたいなら互換品をamazonなどで買うことをおすすめします。
私がマキタの掃除機をおすすめする理由
上記の比較は、マキタを使っている個人的な感想も含まれており、ダイソンを使ったことがないので、間違った解釈をしているかもしれません。
それでも、掃除機を購入する前に、マキタとダイソンを比べて、なんでマキタにしたか・・・
決定的な理由は最後に述べたいと思います。
丈夫・壊れにくい
マキタの掃除機は、従来の用途は業務用です。
現場のおっちゃんが乱雑に扱っても壊れない丈夫さがあります。外の環境で使っても壊れません。
掃除機なんてものは、そんな頻繁に壊れてもらっては困ります。
できるだけ長く使えるものがいいと思いました。
ちなみに使用開始から4年目経ちましたが、故障なし!
バッテリー持ちも変わりません。
好調です!!
値段
ダイソンとマキタで価格差は大体3倍くらいあります。
マキタは高いモデルでも4万円前後
ダイソンは安いモデルでも4万円前後(割引入れて)
単純に掃除機にそこまで費用を掛けたくないと思ったらマキタですw
カーペットを掃除するようにローラー付のパワーヘッドを別で買っても安いものです。
交換できる
一番の理由はこれです。『交換できる』
保証期間の話ではないです。
大体掃除機なんて余程のことがない限り、保証期間内に壊れたりしないらしいです。
ちなみにマキタは1年保証で、ダイソンは2年保証です。
マキタの方が短いですが、先ほども書いたように保証期間内に壊れることは、どちらのメーカーもあんまりないです。
ダイソンは2年保証でその先は有料保証です。当然、マキタも保証期間外は有料です。
ですが、ダイソンの場合、メーカーへ連絡して海外から部品取り寄せて、どうたらこうたらして、修理までに時間も掛かかり、めんどくさいように感じます。(amazonでも買えますが純正品は高い)
しかも少し古くなれば、廃盤で交換できないとか言いそうじゃないですか!?
ですが、マキタは違います。
充電式の製品って、満タン充電しても使用時間が短くなり、バッテリーが劣化してしまいます。
ですがマキタは、バッテリーの規格を統一しており、他のマキタ製の電動工具用バッテリーと同じです。掃除機のデザインはモデルチェンジしてもバッテリーの規格が変わることは余程のことがない限りありません。
またパーツが壊れたとしても部位ごとに購入できます。
ということは、壊れたところだけ買い換えれば済みます。10年後でも・・・
バッテリーもちが悪くなれば、バッテリーだけ購入
ノズルが壊れたなら、ノズルだけ購入・・・という具合です。
また互換品・代用品などがamazonや百均に豊富に出品されています。
業務用なのでホームセンターに行けば買えますw
この理由から、
「本当に長いこと使える掃除機はマキタだ」と思い、私はマキタの掃除機を購入しました。
Amazonでのレビューもめちゃいいからcheckしてみてくださいね。
コメント
大変参考になりました。実際に使用されてみていかがでしたか?
とても満足しています。
初期のヘッドだと少し吸い込む範囲が狭かったので、amazonで互換性のあるパワーヘッドを購入して使っています。
妻も軽いし、業務用なので雑に扱える点がいいとのことですw