就職氷河期時代に新卒でブラック企業に就職した
です。先日、仕事の合間にふらっと立ち寄った本屋さんで、気になるタイトルの本がありました。
仕事が楽しくない、辞めたいと思っている人には結構オススメです。
退職を後押ししてくれます。
あらすじ
ブラック企業に新卒で入った主人公は毎日毎日、仕事に追われ、仕事をする意味も人生の意味もわからなくなっていた。
満員電車に揺られ、営業の数字に追われ、上司に叱られ、帰って寝るだけの生活。
そんな生活を続けた結果、死んでしまおうと電車のホームに飛び込もとする。
そこへヤマモトという同級生が彼の腕をつかみ飛び込みを阻止する。そこからヤマモトを通して人生が変わっていく。
最後は、本のタイトル通り、会社を辞めるというストーリーである。
私も新卒で勤めた会社がブラック企業だったので、自分の経験と重ねてしまい、一気に読んでしまいました
私がブラック企業を辞めようと思った理由
私もこの本の主人公と同じような経験しました。
少し私の話しを書かさせていただきます。
新卒でブラック企業に入社しました。
就職氷河期時代でやっと受かった会社。
朝は就業時刻より30分早い、8時半出社。
朝礼は約30分。最後に大声での社訓を読むという体育会系
朝から晩まで、終わりなく新規アポを掛け
ようやく入ったアポに押し売りのような営業
そして100万円くらいする商品を即決させる(-_-メ)
夜は21時以降に退社し、家に帰って寝るだけ。
当然、土曜日も仕事。
ボーナスもない。
健康診断すらなかったw
そんな会社で約3年を過ごした。
こんな会社を選んだオレが悪いのは百も承知だが、ダマされた感も半端なかった。
もちろん始めは、仕事に夢も希望もあった。
だが段々、会社への不信感が大きくなり、情熱はなくなった。なんのために仕事をしているのか分からなくなった。
それでも新卒で入った会社だからという理由だけで、会社にしがみついていた。
1年目に辞めようと思ったこともある。
上司に辞めたいと相談したこともあったが、1枚も2枚も饒舌な上司に丸めこまれ、辞めれなかった。
いや、意志が弱かっただけと言えばそうなる。
どこか後ろめたく、どこか負け組のような気がして、ちっぽけなプライドを振りかざしていた。
今でこそ、不幸自慢みたいな感じでブログに紹介できるが、あの頃は本当に死んでいた。
顔に英気もなければ、気力もない。誰ともしゃべりたくなかった。
ただただ週1回の休みを待ちわび、死んだように給料をパチンコに使った。
そんな暗黒の3年間をこの本を読んで思い出した。
結局、3年になろうかという時に会社を辞めた。
理由は、転勤勧告だった。
会社にも仕事にも魅力を感じていない上に、見知らぬ土地に行ってどうすんのって?思ったら、完全に線が切れた。
転勤先では2階級出世し、給料も上がるって話しだったが、どうでもよかった。
むしろ転勤して新しい土地で慣れてしまったら、また辞めれないと思ったし、中間管理職なんてある意味、奴隷まっしぐらだと感じた。
完全にタイミングだと思い、辞めることを決意した。
上司や同僚からの引き止めもあったが、3年も働いていれば、そいつらも全員辞めたいと思っていることを知っていたので、何も心に響かなかった。
滑稽なものだった。
もしこの本のようにヤマモトという人物が登場していれば、オレの人生はもっと早い段階で変わっていたと思う。
仕事を辞める決意ができない人へ
ぶっちゃけ、速攻で辞表書いて明日、上司に渡せばいいです。
仕事の引継ぎ、お客さんや同僚に迷惑が掛かるとか、どうでもいいです。
はっきり言ってどうにでもなりますから
それができないという人は、「退職代行」に頼めばいいです。
今は便利な世の中で、退職を代行してやってくれます。
もう会社に行かず、上司にも報告せず、退職代行会社が勝手に手続きを進めてくれます。
弁護士と連携しているため、労働問題も転職先を探しながら解決してくれます。
クソ便利な世の中です。
しかも転職すれば特典として5万円プレゼントしてくれるという、大盤振る舞い!
なかなか仕事が辞められないなら、退職代行会社に依頼してみては!?
「会社を辞めたい・人生を変えたい」って思ってるならチャンスじゃないですか!?
本当に辞めたいと思っているなら、絶対にきっかけになると思います!!
後悔しても時間はかえってこない
私はブラック企業を辞めるまでに3年という月日を無駄にした。
それから10年経っても、あの時間は無駄だったと思うし、後悔している。
たらればの話しになってしまうが・・・
もっとしっかり就活をしていれば・・・
もっと早い段階で転職しておけば・・・
「もっと違う人生になっていたのではないだろうか!?」って思う
だがしかし、そんなことを考えても仕方がない。
過ぎさったその3年は帰って来ない。
だから会社を辞めたいと苦しんでいる人は、すぐに辞めて楽になって欲しいと思います。
あとからどんなに後悔しても今という時間は返ってきませんよ!!
決して一人になってはいけない!
『ちょっと今から仕事やめてくる』では、仕事に夢も希望もなくなり、友達とも家族とも疎遠になっていき、ただ毎日を消化試合のように過ごしてしまう。そして自殺まで考えた主人公の前に突然、ヤマモトという人物が登場し、少しずつアドバイスをしながら、主人公を陰から陽へ変えていくという内容です。
でも現実はこんな人間がいきなり目の前には現れません。
それでもこの本を読むと
病んでいるあなたのことをヤマモトが想ってくれているように感じます。
もし今仕事のことで死ぬほど悩んでいるのに、この本を読まないなら、誰かに相談するべきです。
友達、彼女、親兄弟。誰でもいいです。
知り合いには弱いとこ見せたくないと思っているプライド君は、第三者に相談すればいいんです。
決して、一人になってはいけない!!
仕事がおもしろくない、辛いなんて思っているやつは掃いて捨てる程います。
決して辞めることはカッコ悪いことでも負け犬でもありません。
新しい人生へのスタートにしか過ぎない!
人生は一度きり自分の人生は自分のもの
紹介した本の最後は、『主人公が会社を辞める』という結末で終わりますが、そのきっかけとなるセリフがあります。
『人生は誰のためにある?』
そんなん聞かれたら当然「自分のため」と答えるだろう。
そう。それが正解だ。
「人生は自分のためにある」と答えられるなら、そんなクソ会社なんて今すぐ辞めれます!
辛い思いをして、鬱になりそうで、死にたいなんて考えてるなら、後先考えず今この瞬間辞めてください!
どんなにつらい思いをして働いても喜ぶの会社であり、社長でしかありません。
あなたの代わりなんているし、辞めても誰も迷惑しません。
そりゃ、2週間くらいは社内的に混乱を起こすだろうが、その程度。
最後の最後に周りのことなんて考える必要ななんてありません。
自分のことだけ考えてください。
最後に
オレも新卒3か月でこの本に出会っているか、「退職代行」なんてサービスがあったなら瞬殺で辞めていただろう。
かっこをつける必要も、意地を張る必要もない。
結局、オレが3年間しんどいしんどいと思って働いた会社は今はもうない。
現実はそんなものだ。
会社は潰れ(休眠状態)、社長は金をもって逃げたらしい。
オレがあんなに精神を削って働いていたのは、テメーの肥やしを増やすために働いていたのか思うと怒りがこみ上げてくる。
今にもスーパーサイヤ人になりそうだ!
だから会社のために必死に働いても仕方がない。
人生を自分のために、自分を豊かにするために働いてほしいと切に願う。
そのためには「第一歩を踏み出す」を起こすしかない!
とりあえずブラック会社にへばりつくことだけは辞めて欲しい!!!!!
すぐ仕事を辞めたら生活できないと思っている人へ
もし勢いで仕事を辞めてしまっても心配しなくもいい。
多少の蓄えがあればなんとかなる。独り身なら実家に帰ればいい
もし実家が遠くて、貯金もない場合は役所に行って相談すればいいし、日当1万くらいの仕事は山ほどある。
住民税も健康保険はタダ同然になる。
お金という面では大変ですが、精神的には余裕がでるはずです。
雇用保険をもらえば、大かた半年くらいは時間ができる。
その間にじっくり次のことを考えればいいんです。
あと会社を辞めようと思っているなら転職サイトには登録しておいた方がいい。
辞めようか迷っているなら絶対だ!
登録して他の会社を見てみると今働いている会社がいかにクソかが分かる。
他の会社を見ると、辞めたいと決意しやすくなる。(隣の芝生は青く見えるだけ!?)
転職の場合、リクナビnextやDODA、エン転職に登録すると担当者がつく
その担当者が親身になって相談に乗ってくれます。
転職させて初めて成績になるので、担当者も必死のパッチ
面接のロープレや履歴書の書き方など実に丁寧に教えてくれます。
辞めてからが不安という方は、まずは転職サイトに登録するといいでしょう。
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もちろん転職ではなく独立もありだが、ハードルが上がるので、よっぽどのビジョンがない限りは辞めといた方がいいです。
最近では、ブロガーとかユーチューバーとかいう選択肢もありますし、働き方改革で働きやすい環境が整ってきているのも事実です。

まずは、スパッと辞めて、新しい人生を歩みだしてください。
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