前回の記事でリノベーションには、色々な中間マージンが発生すると伝えた。
特に設計事務所や建築デザイン会社へ依頼してリノベーション・リフォームすると値段が上がるので注意しておいてください。
設計事務所や建築デザイン会社に依頼すると費用が上がる?
設計事務所や建築デザイン会社がダメという意見ではない。あくまでも費用から考えた話しなので、その辺はちゃんと理解して読んでくださいね。
まずインターネットでリノベーション・リフォーム業者を探すと様々な会社が出てきます。
多くは設計事務所や工務店、オシャレなデザイナー建築事務所だと思います。たまにエアコン工事専門の会社がリノベーション受けますなんて、とこもあるくらい笑
そんなとこに頼んだら、色々な外注が入り過ぎて、ドえらい金額になってしまうだろ!
まぁ頼む人も中々いないと思うがwww・・・
多くの人は、リフォーム専門業者や設計事務所、工務店に頼むと思う。その場合、業務委託料として全体の工事費の20%くらい費用がかかってくるようである。
500万の工事費なら100万は業務委託料としてもっていかれています。
じゃーその100万でどんな仕事をしてくれているかと言うと・・・
デザインやプロデュース、進行管理などはもちろん。
図面作成、パース作成、工事の見積り確認、サンプル品の手配、各業者との打ち合わせなど多岐に渡りおこなってくれる。
まぁ1から10まですべてやってくれるから楽やし、いろいろなケースを考え先廻りして提案してくれる。
少々、費用が上がってもいいし、完璧にものごとを進めて欲しい人にはいいと思う。
だが費用は高くなる!
設計事務所を通さない場合って?
これは私の場合ですが、設計事務所や工務店を通さず、大工に直接依頼しました。
設計事務所は、基本的には職人や下請け工務店に施工を頼みます。もちろん自社で職人をかかえていて直接施工のところもあるだろう。
直接、職人や下請け工務店に頼めたら、その分中間マージンは減るということを考え、直接職人に依頼しました。
まあ腕のいい職人や信頼できる職人なら、設計事務所など通さなく、オシャレで素晴らしいリノベーションになることは言うまでもない。
設計事務所などを通していないと上記であげた項目を自分で考えないといけない。
デザインやプロデュース、進行管理、図面作成、パース作成、工事の見積り確認、サンプル品の手配、各業者との打ち合わせなど
でもこれって本当に必要なの??
私のリノベーション事例から説明したいと思います。
※全リノベーション例になります。
間取り決め
まず間取りの希望を伝えました。参考になりそうな資料やサイトを調べ、希望を大工に伝え、打ち合わせを重ねました。
最終的に間取り図の提出は1回しかなかったですが、打ち合わせを重ねたので問題なし。
ただ笑えるのが、正式に提出してもらった間取り図がめちゃ簡単につくったものだった。(現場職人の限界ww)
だが大変満足している。
まぁマンションの間取りなんて大体一緒だと思う。
逆に設計事務所通したからって、そんなすごい提案があるとは考えにくい。
前回の記事でも書いたが、リフォーム.jpを見れば自分でもちょっと変わった間取りなどもすぐに考えられるので、間取りに関しては設計事務所を通す必要がないと感じた。
内装デザインや商品決め
パース設計(完成予想図)
パースの提出はなかった。むしろいらない。
ちゃんとイメージが共有できていれば、問題ないんじゃないだろうか。
こんなんにお金をかけるくらいなら、もっと他に金かけるとこはある。
たまに模型みたいなんまで、作っているとこあるけど、ほんまそれいる?
進行管理
全体的に進行が粗いww
進行の予定を大体で話してくる。当然、進行予定表なんてものは存在しない。
ただ納期には確実に合わせてくるので、問題ないと思う。
よくないとすれば、トラブルに対して基本後手対応。
トラブルの度に連絡がきて、相談するといった感じ。
まあ勝手に決めて対応されても困るので、別に構わない。
まとめ
設計事務所を通さない場合は、職人との信頼関係が大事だと思う。
どれだけちゃんと話しができているか
職人は現場主義なので、どんぶり的な感覚ですが、作業の状況に応じて安くなるように提案してくれたり、工夫してくれたりし、小回りが利く。ようは利益利益に走る人が少ない。
普通だったら、見積り通りに進めても最終的に高くなっていることが多いが、安くなることはないだろう。
ただセンスのない職人や手抜き工事するやつには気をつけること!
費用を安く抑えたい場合は、腕のいい職人を紹介してもらえるか、探せるかにかかっている。
なんぼ費用を安くしたくても、大工や知っている工務店などがない場合は、設計事務所や専門業者に依頼するしかありません。ただ1社だけ聞いて決めるなんてことはしないでください。とりあえず数社から見積りと提案を聞いてみてください。
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