リノベーションをする際に気をつけることはいっぱいあります。
いっぱいあり過ぎて、何から書けばいいか分からないのですが、リノベーションして私が一番困ったことがインターネットのことでしたので、報告しておきます。
『他にも気をつけて方がいいことがあります!』
詳しくは下記の記事を参照ください。
・【解体時に必ず確認すべきこと】ちなみにリノベーション前の部屋はこんな感じでした
リノベーションの際には電話線の配管を確認すべし!
リノベーション完成後の話しになりますが、リノベーション工事も完了し、引越しも終わったのでインターネットの引っ越し依頼をNTTにしました。
1週間後にNTTが工事にやってきたのですが、「工事ができない!」と言われました。
過去に4回引越しています。
そのどの家でもインターネットはNTTを使用し、電話線の口からケーブルを出し、インターネットをできるように工事をしてもらってきました。
NTTの光を使用する場合は、ほとんどがこの方法でインターネットをつなぐと思います。
ですが、『工事できない』とのこと!
電話線・インターネットの線について
一応、知らない人のために説明しておきますが、従来の電話線はメタル線というものを使用しています。
このメタル線のルートをたどり電話口から光ケーブルを出して、光回線を使用する訳です。
だからメタル線のルートが分からないと、光のケーブルも電話口にやってこれないわけです。
別に既存の電話口ではなくてもいいのでは?と思うかもしれなませんが、電話口から光ケーブルを出して、モデムやルータを置くので変なところから出てくると、めちゃ不便です。
そのため電話口の多くはリビングにあると思いますので、ここまでケーブルを引き込めるルートを確保しておく必要があります。
光回線に変えると、固定電話も光電話が使用できるので、電話機の親機はリビングに置きますよね。モデムもその近くに置くのが一般的だと思います。
そのため、リビングに続く電話線のルートを確保しておかなければならないのです。
施工者がインターネットについて無知だと終わり
私は固定電話を使う予定はないのですが、インターネットはするので電話線の口は当然用意してもらいました。
しかし、NTTの工事担当が「配管ないし、壁裏で何かが邪魔して、どこに電話線が行っているか分からん」とのこと。
風呂の天井裏を確認すると電話線があり、リビングの方へ伸びているみたいですが、どこを通ってリビングの電話口に行っているか不明
配管がなくても、もし壁裏が空洞なら手探りで通すことができるみたいですが、コンクリートで塞いであるみたいで、まったく線が先に進まない状態。
そのためインターネットの線をリビングの電話口に出すことができませんでした。
オレは解体後、何度か現地で打ち合わせもし、大工さんに「ここから(電話口)インターネットできるようにしといてな」と伝えていました。
なのに配線を通す管を用意されていなかった。
これは完全に大工のミスである。いや知識不足!
ここからインターネットができるように、と伝えたのは配管を通しておいてくれよ!という意味です。
これはオレのミスなのでしょうか?
何件も工事しているから大丈夫だろうと思っていました。もっとしっかり説明しておくべきでした。
確認すると大工は、もともとある電話線を使えるように口までもってきておく。それしかしないとのことです。
大工の彼も「元々、配管なんかなかったで!だからわざわざ配管なんか用意せんわな。(お金もかかるわけやし)」みたいな感じでした。
こういうとき、知り合いで工事をしていると、今後の関係もあるのでガツンと文句が言いにくい。
もしこれから配管を通すとなれば壁を一旦、はがしてやり替えなければならない。
これは非現実的なので断念するしかない。
だからといって、インターネットが使えないとかありえないので他の方法を考えることにしました。
状況を整理してみる
1.以前住んでいた家でNTTのフレッツ光を使用
2.玄関からインターネット線を通しても風呂の天井裏までしか確認できない
3.風呂の天井裏からリビングの通すルートが不明(配管がない)
4.解約するにも契約が満了しえていないので、違約金がかかる
さてこの場合、どうすればインターネット(光)が使えるのでしょうか?
電話の配管がない場合にインターネットを利用する方法
大きくは分けて3つありました。
設置できるところに線をだす
どんなに古いマンションでも、風呂場の天井までは光ファイバーを通せると思います。
その先のルートが分からないのであれば、その周辺の線を出しても支障のないところを探さなければなりません。
私の場合であれば、風呂場の天井付近(正確には脱衣場の上)に電話口を作り、そこからインターネットの線を出してしまいます。
脱衣場にタオルとか下着を入れているタンスがあるので、その上にモデムやルーターを置いています。
この場合、光ファイバー用の穴をあける工事以外にも、モデム・ルーター用の電気コンセントも作らなければなりません。
また固定電話機を置く場合、親機はここに置くことになりますw
ネットは有線は使えないので、無線のみとなり、脱衣場にルーターがあるため少し電波のとびが悪いです。
NTTをやめる
今の時代、NTT以外にもインターネットを提供している会社はあります。
NTTにこだわる必要性はありません。
KDDIなら電話のメタル線でネットを使用できます。
J:comならテレビ線からネットをつなぐことができます。
ソフトバンクは、NTTと一緒です。
ただし、辞めたくても以前の契約が残っていると、途中解約となりますので、違約金が発生してしまいます。切り替えるタイミングやキャッシュバックを上手に利用してください。
ちなみスマホがauであれば、au光(KDDI)にすることをお勧めします。
スマホとネットまとめれば、割引きを受けれますので
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VDSL方式を利用する
NTTもよく調べていくと「VDSL方式」であれば、既設の電話線からインターネットができるようです。
使用できるかはNTTのフレッツ光に聞いて、自分のマンションが対応可能か問合せてみてください。VDSL方式は、ネットの速度は遅いですが、工事したりする必要はありません。
ポケットwi-fi
ポケットwi-fiって外出用ってイメージですが、現在は月の使用制限がないプランもあるのでポケットwi-fiもありです。
それに子どもが小さいと、外でyoutubeを見たりすることも多いので使用制限のないポケットw-fiは重宝します。
ぶっ飛び案
契約期間が残っていると解約の際に違約金がかかるので、NTTのプラン変更するという案です。
マンションタイプを辞め、ファイミリ―タイプ(一戸建用プラン)に変えます。
この場合、外からインターネットの線を引くことになります。
近くの電柱からインターネットの線を部屋に通すという方法ですが、ベランダ側の壁に穴を開けないといけない場合や、美観的な理由・防犯上の理由で管理会社から許可が下りない場合がほとんどですがね・・・
今はこれでインターネットをしています
その時はNTTの解約金を払うのが嫌だったので、脱衣場の上にインターネット線を通しました。
タオルや下着などを収納しているタンスの上に機器類を置き、無線で電波をとばしました。
その後、スマホをauに変えた際に、au光に変更しました。
そして現在は、ポケットwi-fiにしていますw
リノベーションでインターネット線で気をつけること まとめ
古いマンションは、電話線がどういうルートになっているのか、わからないことがあります。
そこでリノベーションの際には下記の手順で進めることをお勧めします。
1.インターネットの引越し手続き・新規引き込み依頼は早めに行い、NTTの工事を手配する。
→混んでおり、工事がなかなかできないため早めに手続きをしてください。
2.出来ればリノベーション中にNTTの工事を呼び、インターネットの線を引いてもらう
3.リノベーション中にNTTが間に合わない場合は、施行会社及び現地の職人に配管をつくるように言う(ルートを確保しておく)
普通は気にするようなことではないと思いますが、こんなこともあるので特に古いマンションをリノベーションする場合はお気を付け下さい。
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